毒親と自己愛性パーソナリティ障害について
毒親の中には、自己愛性パーソナリティ障害を抱えている方もいると考えられています。
自己愛性パーソナリティ障害というのは、自己愛性人格障害とも呼ばれていて、自分を特別な存在だと思い込み、その肥大化した考え方が自己意識として形成され、自分を過度に意識してしまう特徴がある障害のことです。
この障害を抱えている方は、モラハラの加害者や毒親になる傾向も強く、その子供もまた自己愛性パーソナリティ障害になってしまうことが多くなると考えられています。
これらの障害に関しては、育ってきた環境がとても大きく関係していて、その成長過程で何かしらのトラブルや問題があることによって、発症すると言われています。
極度な考え方を持つようになり、「偉大な自分」に相応しい成功や栄光を妄想することも多く、それを子供に押し付けるという親も多いです。実際に医者になれなかった親が子供に対して医者を目指すように言いつけ、それを守れないと危険な行動に走るというケースもあります。
本来自分が成り得るはずだった事柄を、子供に押し付ける形を取ってしまうのも自己愛性パーソナリティ障害の特徴です。また、相手の気持ちには無頓着なため、子供に対してもそういう教育方針を勝手に考えてしまうことも多くなるのが特徴です。
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